ローカルネタですが、静岡県の富士宮市が「焼きそば」で町おこしをしたのをご存じでしょうか。
それに倣って、今度は静岡県の富士市・吉原が、「つけナポリタン」を流行らせようとしていると、
シルバーウィーク中に遊びに行った際、静岡在住の友人が教えてくれました
公式サイトもあります。「つけナポリタン公式Web」
公式キャラもいます。その名も「ナポリン」。

この「つけナポリタン」、テレビ番組と地元商店街が開発したもので、
その考案者はラーメンチャンピオンだとか。
ややブランディングされた感じはしますが、それでも私の中では、ナポリタンといえば炒め物。
ケチャップでピンクに染まった麺を、いったい何に「つける」というのか。
まったく得体が知れず、食欲もわかず、せっかく教えてくれた友人に
「別のもの食べてもいい？」などと言って顰蹙をかっておりました。

とはいえお店に入れば、二度と食べることもないだろうからと思い立ち、つけナポリタンをオーダー。
セットのサラダをつつきながら、友人と近況報告をしていると、きました、つけナポリ！
あの、炒め麺のナポリタンとはまったく違うものでした。
かんたんにいうと、つけめんのスープがトマト味になったものです。
「公式参加店」が複数あり、お店によって個性を出している様子。
私が食べたのはCafe Sofariiというお店で、もともとあったメニュー「牛すじトマト煮込み」を改良して生まれたとのこと。
チーズもたっぷり入っていて、たしかに濃厚でした。
Cafe Sofariiでは、こしの強い太麺でしたが、麺をカッペリーニにしたり、
スープがブイヤベースだったり、麺に例の「富士宮焼きそば」を使ったり工夫を凝らしているようですから、
私が食べたのは王道ではないかもしれませんので、ご注意ください。

商店街には、「つけナポリタンMAP」もあり、わかりやすくナビされていました。
その友人、市の広報課にいるので、彼女の仕事でもあるのでしょう。
がんばっているんだなぁと感心して、よりよい思い出となりました。
関心ある方は、富士登山のついでにでも、ぜひ試してみてください。

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